株式会社さのや様省エネその他補助金活用

補助金を活用して、二つのビルの設備機器を更新。
吸収式冷温水器、空冷チラーを更新し、照明をLED化。
設備機器のライフサイクルコストの削減を実現。

株式会社さのや

施工主様情報
企業名 株式会社さのや
創業 昭和59年
所在地 山形県天童市
事業内容 酒類卸、燃料販売、不動産賃貸業
施工内容
施工場所 仙台一番町ビル(地上11F、延床面積:約8,600m2)
さのやビル(地上9F、延床面積:約3,000m2)
施工内容 仙台一番町ビル
 1)吸収式冷温水機、冷却塔の更新
 2)空冷チラーの更新
 3)照明のLED化(約1,500台)
さのやビル
 1)空調機の更新(室外機6台)
 2)照明のLED化(約400台)
施工期間 約3ヶ月(2016年12月〜2017年2月)
活用した補助金等 環境省 先進対策の効率的実施によるCO2排出量大幅削減設備補助(ASSET)事業
 山形県天童市を拠点に「酒類販売」「燃料販売」「業務用食材販売」を手がけ、天童市と宮城県仙台市を中心に「不動産賃貸」の事業を展開している株式会社さのや様。「うるおいのあるくらしに」をモットーにビジネスを展開する同社は、保有するテナントビル内の飲食店に酒類と店舗スペースを提供する相乗効果により、業容を拡大しています。特に、飲食のプロを相手に酒類や食材の卸を行っていることから、社員の質向上に熱心に取り組んでおり、取引先からも高い評価を得ています。仙台市では、オフィスビルを複数保有しており、賃貸業務を中心として行っています。
 今回は,仙台市内にある「仙台一番町ビル」と「さのやビル」、ふたつのビルの熱源および照明の設備更新について、代表取締役である佐野様にお話を伺いました。

株式会社さのや 代表取締役 佐野宏美様
株式会社さのや 代表取締役 佐野宏美様

導入までの背景/課題

−今回の設備更新を検討された主な理由、まずはきっかけからお聞かせください。
仙台一番町ビルは、1993年の施工以来、一度も設備更新をしておらず、そろそろ更新の時期かなと思っていました。が、それもまだまだ先のことで、実施するにしてもコストもかかるので少しずつ小口に分けてやろうと考えていました。そんな時、管理会社である常口アトム仙台さんから、今後必要になってくるだろうから勉強のために行ってみないかと誘われたのが、オムロン エネルギー最適化セミナーでした。毎月のランニングコストをどうにか削減できないかと考えていた時期でもあり、無料相談会でも、ライフサイクルコストの削減について話を伺ってきました。そしてその後、オムロン フィールドエンジニアリング(以下OFE)に、無料のエネルギー診断を実施してもらったところ、設備更新をしたほうがコスト削減になるという回答をいただきました。それなら真剣に検討してみようかとなったのです。
−セミナー出席からの一連の流れがきっかけとなったわけですが、コスト以外で設備に対する課題などはありませんでしたか?
実は、仙台一番町ビルのテナントから空調の不具合、冷暖房の効きにムラがあるという声が上がっていました。さのやビルは個別空調なので大丈夫でしたが、仙台一番町ビルはセントラル空調なので、経年によって不具合が出始めていたようです。設備の不具合は、テナントの稼働率に響きますので、近々に解決しなければならない課題でした。こうした状況と補助金申請が通ったこともあって、設備更新に踏み切ったというわけです。
−補助金の採択を受けて、一気に設備更新を果たされたということですが、補助金申請にはご苦労されたそうですね。
補助金は、工場やホテルなど大きな企業が活用するもので、当社のような規模の会社には関係がないと思っていましたし、ビルの設備更新に活用できるとも考えていませんでした。それでもOFEの働きかけがあって、補助金を申請しましたが、いずれも不採択。なかなかにハードルは高いと感じていましたが、2016年8月に環境省のASSET3次公募に申請したところ、10月に見事採択されました。OFEのような道先案内人がいないと、補助金申請のアクションを起こすことも、続けることもできなかったのではないかと、つくづく思いました。
−それでは今回の設備更新で目指した効果等についてお聞かせください。
特に具体的な数値目標は考えていませんでしたが、OFEに診断していただいた時のシミュレーションにランニングコストの削減効果が出ていたので、それが目標と言えば言えるでしょうか。とはいえ、コスト削減はもちろん実現したいことですが、一番重要なことは、テナントの方々に満足していただき、ずっと入居していただける環境を維持することだと思います。

株式会社さのや 代表取締役 佐野宏美様

設備更新の計画・施工について

−施工パートナーにOFEを選ばれたのは、どんな点を評価されてのことでしょうか?
他の業者からも見積を取って検討しましたが、決め手になったのは、補助金を獲得するまで熱心に寄り添ってもらったこと、そしてその間に信頼関係を熟成できた点が挙げられるでしょう。天童市まで何度となく足を運んで情報を提供し、提案をしてくれたOFEの熱心な営業には本当に感心しました。
−OFEの提案内容については、どう感じられましたか?
空調に関しては更新の必要性を感じていましたが、照明をLED化することについては考えていませんでした。しかし、補助金を申請するには、照明も含めたほうがいいとOFEから提案されました。さらに、仙台一番町ビルだけでなく、さのやビルも同時に設備更新するほうが補助金獲得につながりやすいというアドバイスを受けて申請をしました。その結果、採択につながったのですが、一つの法人で二つのビルの設備更新を合わせて申請するということは私たちでは考えもつかなかったことで、補助金申請のノウハウをもったOFEならではの提案だったと思います。
−工事についてはいかがでしょう。施工中、特に気をつけなければならないことなどございましたか?
工事期間が短いが間に合うだろうか、建物全体の設備更新でテナントに迷惑をかけないか、大通りに面したビルなので屋上の機器の更新は安全にできるか。テナントが入居しているので、平日夜間と週末だけの工事です。OFEにとってもビル全体の設備更新は初めてだと聞いていました。色々と心配な点はありましたが、とにかくテナントに迷惑をかけないことを第一に工事してもらいました。結果、テナントや近隣から苦情は一切出ず、しかもスケジュールよりも早く終えることができました。工事については100%満足しています。

工事風景

−スムーズに工事が完了したということですね。OFEは施工パートナーとしていかがでしたでしょうか?
なにより現場の担当者のスキルの高さを実感しました。現地の業者をうまく使い、工期を守りながらトラブルなく工事を進めていったのは、まさにプロの仕事ぶりだと思いました。また、進捗状況を随時報告していただいたので、安心して工事を見守ることができました。冬場の工事でしたので、空調の入れ替え工事で一週間ほど暖房を止めなければならない時には、その間に必要となる予備の暖房機を50台以上も用意していただくなど、細かな気配りにも感心しました。パートナーとしてOFEを選んだのは正解でしたね。

空冷HP・冷却塔の施工前、施工後

吸収式冷温水機の施工前、施工後

今後の展望や課題について

−設備更新してまだ一ヶ月ですが、良くなったと感じられた点やテナントさんの反応などはいかがでしょうか?
新しい設備が稼働して一ヶ月ですが、問題も一切なく、不便をかけていた空調の不具合も解決されて、テナントからの評判も上々です。特にLED照明に関しては、以前より明るくなったと喜ばれています。コストの面では、まだ稼働して一ヶ月なので、具体的な数値は出ていませんが、シミュレーション通りに削減できるのではないかという手応えを感じています。

天井照明

誘導灯

−今後、建物や設備の省エネ、省コストに対して考えられている取り組みや対策についてお聞かせください。
今回行ったようなビルの設備機器の更新は、これからも必要となってきます。新たにオフィスビルを取得したときにも、その時期が来れば、ぜひOFEにお願いしたいところです。そのためにも補助金等の情報は、今後も教えていただきたいと思っています。また、食材の販売では冷凍食品等も扱っていますが、冷蔵・冷凍設備の更新も早々に行いたいところです。これらについてもOFEにぜひ相談にのっていただきたいですね。

ご要望事項の実現

オムロン フィールドエンジニアリング株式会社 環境エンジニアリング SE部 環境SE3課 営業担当 居石昭彦

今回、環境省のASSET補助金を活用してオフィスビル2棟の改修工事をさせていただきました。さのや様は管理会社の常口アトム仙台様と弊社のエネルギー合理化セミナーにご参加いただき、以降、設備更新のご提案と合せて様々な補助金の活用を検討させていただきました。
そんな中、急遽平成28年度 環境省ASSET事業の3次公募があり、申請、無事採択を得ることができました。これまで補助金活用に向けて検討を続けてきたからこそ、スムーズに申請に臨むことができたと考えております。
工事も非常に短期間でしたが、さのや様、常口アトム仙台様を始め、ビルメンテナンス会社様等のご協力により無事竣工することができました。ありがとうございました。

オムロン フィールドエンジニアリング株式会社 環境エンジニアリング SE部 環境SE3課 営業担当 居石昭彦

短い工期の中で、オフィスビル2棟同時の改修工事、という事でしたので、特に着工前の施工計画には大変神経を使いました。休日や夜間の工事が中心でしたが、入居中のテナント様には事前の工事説明や施工後の完了確認等で、何度もご挨拶に伺ったことでご安心頂けたのではないかと思っております。
オーナー様のご厚意により、ビル内に工事拠点を置かせて頂いたり、レベルの高い協力施工業者様のお力もあり、一体感を持ってスムーズな施工が出来ました。
真夜中の雪がちらつく中での大型クレーンを使用した屋上機器の更新作業時は、佐野社長自ら現場にお見えになり、激励の言葉と温かい飲み物の差し入れを頂いた時には、現場のスタッフ全員が感激し、励みになりました。

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