■導入設備・施工情報
施工場所 | 株式会社日ピス岩手 一関工場(岩手県一関市) |
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施工内容 | 自家消費太陽光発電システム <モジュール出力:2,427kW > |
運転開始 | 2023年 10月 |
期待する効果
今回の導入による効果として、年間約1,111トンのCO2排出量削減を見込まれています。
株式会社日ピス岩手様は、世界の自動車産業分野の発展に貢献し続けるリケンNPR株式会社グループの製造拠点として、主力製品である自動車用ピストンリングを生産されています。
グループ全体で電力使用量の削減等を通じたCO2排出量の削減に積極的に取り組まれ、その一環として、再生可能エネルギーの活用を拡大するべく、一関工場にメガソーラーを導入、そのEPCを弊社が担いました。
このメガソーラー導入の経緯や目指す効果など、脱炭素の取り組みについておうかがいしました。
導入までの背景/課題、期待する効果
ー 導入に至った背景やお持ちになっていた課題について
世界的にカーボンニュートラルが求められる時代となり、リケンNPR株式会社のグループ企業としては、2030年に2013年比でCO2排出量の51%減を目標としています。この目標を達成するための数ある施策のひとつとして太陽光発電PPAモデルを選定致しました。
ー 導入を決断されたポイントは?
PPAというビジネスモデルがポイントでした。初期費用ゼロ・ランニングコストは電気代のみで、メンテナンス費用も必要なく、特に災害による損壊の責任を負う必要が無い、これが弊社の意向と合いました。
ー 導入された太陽光発電システムに期待すること
CO2削減の加速とエネルギーコストの削減です。
導入システムの提案や施工について
ー 導入システムの提案や施工について
太陽光パネルの設置について、屋根の面積を可能な限り有効に活用して欲しいという依頼をしましたが、これに対応してくれました。
ー 弊社の施工についてお感じになったことがあれば
施工期間が長期にわたり、また、細かいスケジュール変更や仕様変更も多々ありましたが、その都度ご相談いただくことで、安心して任せられました。
今後の展望・取り組みについて
ー 今後の脱炭素関連の取り組みや展望を教えてください
2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、さまざまな施策に取り組む必要を感じています。特に再生可能エネルギー分野には展望があると考えています。
ー 弊社に対して今後期待することがございましたらお聞かせください
高効率省エネ施策等、効果の大きいCO2削減策・省エネ策についてもご提案いただきたいです。
会社名 | 株式会社日ピス岩手 |
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創業 | 1990(平成2)年 4月 |
本社所在地 | 岩手県一関市 |
事業内容 | ●一関工場:自動車用/陸・舶用ピストンリング・ロータリーエンジン部品、他の生産 ●千厩工場:自動車用/陸・舶用ピストンリングの素材の生産及び加工 |
ホームページ | https://www.npr-riken.co.jp(リケンNPR株式会社) |