■導入設備・施工情報
施工場所 | レンゴー・ノンウーブン・プロダクツ株式会社(岡山県総社市) |
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施工内容 | 自家消費太陽光発電システム <モジュール出力:608.4kW > |
運転開始 | 2024年 4月 |
期待する効果
本導入による効果として、年間約412トンのCO₂排出量削減を見込まれています。
レンゴー・ノンウーブン・プロダクツ株式会社様は、板紙・段ボールを中⼼とした紙製包装資材の製造・販売の最⼤⼿であるレンゴー株式会社のグループ企業であり、1986年の創業以来、サーマルボンド不織布の製造・販売をされています。衛⽣材料の進化と発展に貢献するべくその⽣産量を増加させています。
また、再⽣可能エネルギー活⽤の拡⼤、CO₂排出量の削減などにも積極的に取り組まれ、「⼈に、環境にやさしいこと」を事業活動の基本として環境経営を推進するレンゴーグループの⼀員として、持続可能な社会の発展を⽀えるために本社⼯場に⾃家消費太陽光発電システムを導⼊されました。
今回は、本システム導⼊を通じ、その背景や⽬指す効果、脱炭素の取り組みについてお話を伺いました。
導入までの背景/課題
ー 導入に至った背景やお持ちになっていた課題について
課題となっているのは、エネルギーコストです。エネルギーコストの低減は永遠のテーマです。また、導入のきっかけとしては、初期費用が掛からないPPAによる導入は最適だと考えたからです。
ー 導入を決断されたポイントは?
PPAであること。それと、10年経過で解約金が発生しないことです。
太陽光パネルも日進月歩、更なる高効率な商品が期待できます。11年目でまた新たなPPA商品の導入も視野に入れることができます。
ー 導入したシステムに期待することは、どのようなことでしょうか?
社会貢献と、エネルギーコストの低減です。
導入システムの提案や施工について
ー 弊社の提案内容について
現状私達が望む内容になっていたと思います。
※弊社の提案は、太陽光発電を設置する各建屋の設置可能面積に制約がある中で、高効率のパネルを選定し、発電量及びCO₂削減量を最大限にまで高めるとしたものでしたが、その点を評価いただきました。
ー 弊社の施工についてお感じになったことがあれば
施工に関しては、大きなトラブルもなく、安全に進み感謝しています。
※弊社は、毎朝のTBMでその日の危険ポイント洗い出しと周知や、入場者教育で現場遵守、制約事項の周知、誘導員配置と作業区域の囲いなど、当たり前のことを安全対策として気を抜かず徹底し、その弊社の安全作業への取り組みを熟知したパートナー業者とともに施工に取り組んでいます。
TBM(ツールボックスミーティング):危険回避のためのミーティング。危険予知訓練。建設現場などで作業前に行う。
今後の展望・取り組みについて
ー 今後の脱炭素関連の取り組みや展望を教えてください
太陽光発電システムが今よりもさらに効率よく稼働出来るなら、積極的に更新していきたいと考えています。
ー 弊社に対して今後期待することがございましたらお聞かせください
太陽光発電のみならず、他の発電設備においても、また新たな発電設備を追加するなどして、それらをPPA方式で導入できるようなソリューションの提供に期待しています。
会社名 | レンゴー・ノンウーブン・プロダクツ株式会社 |
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創業 | 1986(昭和61)年 12月 |
本社所在地 | 岡山県総社市 |
事業内容 | 不織布の製造・販売 |
ホームページ | https://www.rnp.co.jp/ |